2020/9/28
ソーラーパネルとコントローラーをアマゾンで購入しました。
うまく機能してくれれば、電池切れによるイノシシ害が防げます。
30度の角度で三角アングルをパネルに固定します。
次に三角アングルを工具箱に固定します。
この三角アングルは、30度、60度、90度なので、太陽光発電のためにあるようなアングルです。
ボックスの中には、バッテリーとソーラーコントローラーが鎮座しております。非常に単純な作りですが、効果は抜群です。
ここまでに掛かった費用;
1.ソーラーパネルとコントローラー \2,980
2.ボックスと三角アングル \4,340
3.バッテリーは中古のためタダ \ 0
これまで40日ごとに単一電池8本(\1,430)
の出費がなくなるかと思うと万々歳です。
2020/7/27
本日も君たちには、そば畑の警護を命ずる。
おいこら、何を考えておる。
ソバを見つめて、そばの花を愛でようとしておるのか?
あ、目の前で食べたな。
現行犯で、逮捕する。
2020/9/27
今年の稲刈りも無事?終了しましt。
今年は、コロナの影響で、オリンピックは延期になるし、トラストの活動は思うように行かないしで、変な年でしたが、トラストちゃんが稲刈りの様子をちゃんと見届けてくれました。
どうもお疲れ様でした。
2020年のいのちの壱の収穫です。 今年は、コロナの影響で、稲刈り体験を中止し、コンバインでの収穫となりました。来年は、大勢の人に参加してもらって、楽しく稲刈りをやりましょう。
気に入った草があるとまあのんびりしていますね。 車に追い立てられても(あおり運転です)、けっして慌てません。
なんか、癒やされますね。
草薮に挑戦中のアル君です。
チコちゃんは、シッポを巻いて降参です。
2020/9/22
お彼岸です。
先日まで田んぼにその気配を一切感じさせなかったにもかかわらず、今年もきちんと赤い可憐な花を咲かせてくれました。
このような自然の摂理を目の前にすると、本当に不思議な気がします。これまで、暑いだの寒いだの雨が多いだの人間の都合で、天気に文句を行っていたのに、そんなこととは一切関係なしに、推し量ったように毎年同じ日に花を咲かせる。
「青雲 それは君がみた光ぼくが みた 希望 青雲 それはふれあいの心幸せの青い雲 青雲」と何故か歌いたくなってしまいます。
2020/9/20
本日のトラストの田んぼです。ここに来て稲穂の色が一段と輝きを増してきました。
トラストちゃんの帽子が飛ばされてしまいましたが、本日も目を光らせています。
田んぼの畦の草刈りをしました。草刈りの必須アイテムズを紹介します。
①背負式草払機:肩掛式は、腰を支点に回転させるので、歯に何かがぶつかって暴れても自分の方に歯が来ることがないので、安心して使えますが、歯の向きに自由度がありません。自由度を求めて、背負式に変えました。
②岩間式ミラクルパワーブレード:とてもマイナーなチップソーなので、ほとんどの人は知らないと思いますが、かなりのスグレモノです。詳しくは、YouTubeで「岩間式ミラクルパワーブレード」と検索すると解説されているので、割愛しますが、回転数を落として除草作業ができるので、燃費が良いことと振動が少ないので疲れが溜まらないことが気に入っています。
③合皮の手袋:いろいろ使ってみましたが、コメリの合皮の手袋が、爪先が丈夫で気に入って使っています。
④100対1のケミカルオイル:草払機は、25対1のタイプですが、15年前より100対1を入れています。これにしてからオイル系のトラブルが一切なくなりました。草払機のエンジンが掛かりにくくなる原因の殆どは燃料系トラブルですが、それはオイルがパイプを詰まらせたり、プラグにスラグを付着させたりするためです。それらのトラブルがなくなったことで、草払機を交換する必要がなくなりました。次回は、オイルを添加しない4サイクルエンジンを使いたいと考えているのですが、現在の機械が調子が良いので、いつの日になることやら。
⑤高刈り用ジズライザー:こんなのをチップソーの下に付けて草が刈れるのと疑問に思うかもしれませんが、これがあるとチップソーが石にぶつからないので、飛び石の危険が減ることと、石に当たってチップが飛ぶことがないので、チップソーが長持ちすることが気に入って使っています。
⑥スパイク長靴:以前は普通の長靴に後付のスパイクを装着していましたが、傾斜でずれて力が入らないことが何度かありました。この長靴にしてから、傾斜地でも疲れずに安心して作業ができます。
⑦ヤギ:ヤギの除草能力を侮ってはいけません。ただ、草の生え方のほうが勝っているので、ちっとも減ってないような気がするだけです。
2020/9/19
これまで、電池に頼って電柵器を稼働させてきましたが、単一乾電池8本で24Hフル稼働させると30日しか持ちません。昔の電柵器は、専用バッテリーしか繋げなかったので、交換のたびに専用バッテリーを購入する必要があったのですが、メーカーの方で一般の電池が使えるように電池ホルダー式に改善してくれたので、使い勝手は向上しました。
それでもイノシシ一家が四六時中ありとあらゆる畑と田んぼに出現するようになったので、以前よりもはるかに電柵器の活躍の場が増えました。
そこで、ソーラーシステムの出番です。システムについては、後日説明しますが、これで心置きなくイノシシと対峙できます。
でも、それだけでは不安なので、本日もガルディアン(番人)を雇いました。
ソバは開花をはじめました。ハチが来ていると思ったら、アシナガさんでした。(写真下)
2020/9/18
ご近所さんたちは、台風にやられるのを恐れて、できるだけ早く収穫しようとして、早め早めに田植えをすることが習慣づけられています。ところが、近年の夏の高温下で、登熟と食味に影響するようになりました。
茨城県は、対策として開花を8/8~8/20、収穫を9/17~10/2にと指導しています。素直な管理人は田植えをずらして、本日の収穫を迎えました。美味しいお米を待っている人たちに、できるだけ早くお届けします。
収穫が終わったら、できるだけ早く耕耘です。この意味は、①この後大雨が降った場合、藁が流されて、田んぼの端に寄ってしまう。そうなると、そこだけ肥沃になり、次の作では、必ずそこが倒れてしまう。そうならないために、土と混ぜておく。②藁の分解を促す。③近年九州の方から広がったヒメトビウンカがイネを枯らすようになった。コイツラが越冬できないように、イネの切り株を土と混ぜて腐らせてしまう。④田んぼに残った草の退治。
耕耘の際には、できるだけコンクリート際を攻めます。意識は0cmですが、こんなものでいかがですか?
2020/9/17
田んぼには、水を貯める機能と水を抜いて乾かす機能とがあります。
水を貯めるには、しっかりした畦を作ること、水を引くこと、代を掻いて土をトロトロにし水の浸透を抑えることが必要です。
田んぼを乾かすにはどうするか。
田んぼの深いところに坑道を掘って、そこに溜まった水を横に流します。実際には、田んぼの端から端まで幅30cm・深さ50cm位の溝を掘って、その中にコルゲート管と疎水材を入れて上から土を被せます。
疎水材には、籾殻・シノダケ・瓦礫などの水の通りが良く、腐りにくい物を使います。
坑道の一番端は排水路に繋がるのですが、排水路の前に水閘(すいこう)を設置します。水閘の取っ手を上下し弁を開閉する事で水田の水の管理が可能となります。写真で言うと青いプラスチックのTの字型のパイプです。
イネの収穫10日前になったので、田んぼの水栓を抜いて、暗渠に溜まった水を排水することで、田んぼを乾かし、収穫作業をしやすくします。茶色く濁った水が出てくると思いきや、澄んだ水が出てきたのは意外でした。
イネの状態です。
葉はまだ緑濃く、しっかりとしています。収穫はまだまだの気がしますが「いのちの壱」の性質上、粒が大きいため、適期まで置くと玄米にヒビが入ってしまいます。
なので、収穫適期より数日早く刈る必要が出てきます。
2020/9/17
播種から丁度26日目で、着蕾しました。拡大すると白い蕾の様子がご覧になれると思います。
これは、別の人のそば畑にあった雑草の写真です。
赤い丸の中に写っているのは、アサガオ類です。こいつらの種は、トラクターやコンバインにくっついて、他の畑に移動します。また、種の中に混ざりこむこともあります。外観はソバ種子にそっくりの大きさ、色をしているので、一旦タネに混ざると抜くことが非常に困難になります。
畑では、少し大きくなるとツルでソバに絡みつくため、抜こうとするとソバも一緒に抜けてしまいます。
ですから、つるを伸ばすまでのホンの短い期間だけしか抜き取りのチャンスはなく、そのチャンスを逃すと退治することは困難です。
アサガオ類の中には、毒を持っているものもあり、食用の粉に混ざっても問題があります。
この葉っぱにピンときたら110番。
2020/9/13
イノシシと出くわした翌日、電柵を張るために畑に行きました。支柱を立て、電柵をめぐらしと作業を続けていた時、ソバに近づいてよく見ると茎の上部が食べられていることに気づきました。
近くには無数の足跡が、これはもしや昨日のイノシシかと悔しくなりました。
後ろを振り向くとヤギが悠然と草を食んでいました。
敵はイノシシのみに非ず。
お前たちには、罰としてイノシシの番を命ずる。
2020/9/12
ソバの中耕・培土作業を行っていると、後ろから黒い物体に追い抜かれました。ま横だったので、なんだと思って、顔をそちらに向けると子イノシシが2頭と親イノシシでした。
お互いにわけの分からぬ輩がそんな近くに居るとは思いもよらなかったので、互いに顔を見合わせてしまいました。それから「このやろう!」と怒鳴ると子イノシシは、一目散に逃げていきましたが、親イノシシは、畑の隅に行くとこちらを伺っているではありませんか。思わず「こら~!」と言ってイノシシに走り寄ると、こちらに背を向け藪の中に走り込んで行きました。
2020/9/12
ソバがある程度大きくなったので、中耕と培土を行いました。
中耕は、条と条の間に生えてくる草の芽を管理機のロータリーで土を撹拌しながらやっつける作業です。
培土は、撹拌してこなれた土をソバの株元へ押しやって、ソバの株元に土を被せる作業です。こうすることで、土でソバを支えることになり、倒れにくくなると同時に、土が被ったところから根を出し、養分を吸うので、収量アップが期待できます。
2020/8/24
茨城県常陸大宮市の旧緒川村にそば作りの達人がおられます。この方は、そば作りで農林水産大臣賞を受賞したほどそばに精通した方です。 かなりご高齢なのですが、夫婦で70aのそば畑を手で播いて、手で収穫して、天日で干して、手で脱穀と一連のほとんどの作業を機械を使わないで、最初の耕耘と中耕こそ機械を使いますが、草一本もない見事なそば作りをしておられます。
この方とは、5年ほど前に知り合い、それから管理人は、そば栽培の師匠と崇めています。最初に知り合ったとき、すべての作業を手でやっていると聞き、70aもの畑をそんなことできるわけ無いだろと思った管理人は、実際に作業を手伝うようになり、納得しました。毎年師匠とそば畑で、そばの話をするのが、楽しみです。作業の大事なポイントは、疲れを残さないこと。少しやったら休み、また少しやったら休む。一日の作業量を決めたら、それ以上はやらないこと。そして、飽きずに続けること。
種を播く前には、必ずトンボで均平を取ります。均平が取れていないと精密に播種することは出来ません。
筋は、管理機を走らせたタイヤ跡です。適度に固く、適度に深さがあります。
種は自動繰り出しの播種機を使います。播種をするのと同時に覆土を行います。
2020/9/6
田んぼの稲が頭を垂れてまいりました。いい感じです。この後、台風が来なければ、良い収穫が期待できるかもしれません。
台風が来ないように、みんなで踊りましょう。
2020/9/5
玉造南部土地改良区の用水計画では、8/15に用水を止めることになっていたのですが、今年は雨が多くてポンプにかかる燃料が大量に余っていたせいなのか、大規模稲作農家のタミヤさんの作付けに合わせてくれたのかの真偽は明確ではありませんが、今年は8月末まで水を流してくれたので、田んぼの蛇口をひねれば、田んぼに水が供給されていました。
が、トラストの田んぼは収穫日を9月26日を予定しており、そのためには9月16日頃まで田んぼに水がないとうまくありません。なので、排水路にダムを作り、ポンプアップして水を確保しました。
2020/8/23
世の中はコロナ禍で自粛を求められていますが、行方市のヤマユリは今年も密やかに花びらを広げております。
早いこと平静に戻って欲しいものですね。
2020/8/23
出穂から一週間経ちました。穂はまだピンと立っており、これから籾の中に養分を貯めていきます。
今年は、長雨が続いたせいで、茎が軟弱に育っています。これからイネを倒さないように注意しながら管理していきます。
8/19の夜9時半頃に平野代表よりメールが「今晩は。案山子とみかんジュールをお爺さんの家に置いてきました。感染防御の観点から無言で失礼しました。悪しからず。」
管理人は、翌朝早いため寝床に入っており、メールに気が付いたのは翌朝でした。朝はバタバタしていたので、帰宅してから案山子をトラスト田へ設置。
ここの田んぼは、雀だけではなく猪やハクビシンも狙っているから、警備よろしく頼んます。
2020/8/16
茨城アイガモ水田トラストの「いのちの壱」の状況です。70~80%程度の穂が出てきました。
これからは、籾一粒一粒に養分が送られ、玄米が形作られていきます。
この段階で、病気や台風による倒伏、カメムシやスズメによる食害などがあると収量がガクッと減ってしまうので、いま少し頑張れよと声をかけてきました。
田んぼの中に入ってカメムシの発生状況を見てみると、田んぼの周りに籾酢液入の匂いボトルを仕掛けた田んぼと、仕掛けなかった田んぼでは、明らかにカメムシの頭数に差がありました。(同じ品種・同じ田植え日)
匂いボトルを仕掛けた田んぼでは、5往復ほど歩いてみても、カメムシの姿は殆ど目に付きませんでした。
一方、仕掛けなかった田んぼでは、周囲から籾酢液を霧状にして散布してはいるものの、100mで10頭程度のイネカメムシやホソヘリカメムシが確認されました。
これより、匂いボトル効果はあると判断し、調子に乗った管理人は、すべての支柱にボトルを仕掛けることにしました。
どうです。見事な光景でしょう。
2020/8/10
いのちの壱が、漸く穂を出し始めました。
今まで雨が多くて、軟弱気味に育っている感じなので倒伏の心配があるところですが、ここに来て天気が回復し、出穂・開花を迎えたので、どんどん実ってくれると嬉しいなあ。
2020/8/9
今年はカメムシがむちゃくちゃ多いです。
カメムシ対策としてやっていることは、
①畦に匂いの強い植物を植える(ミント・ニラ)
②カメムシの好物であるイネ科やマメ科の植物を短くカットし、花を着けさせない。
③木酢液の匂いでカメムシを退散させる
④カメムシ退散の儀式を行う
木酢液を振りながら、ふと思いつきました。
木酢液を振った所で、どれだけ匂いがのこることやら、それならば、匂いの元を吊るしたほうが効果があるんじゃね。
そこで、家中のペットボトル・ジュース缶を支柱にくくりつけて、木酢液の原液を10ccずつ垂らしました。
頑張ってくれよ、木酢液。
2020/8/7
上の写真は、家の網戸です。
アル君が、体や角でゴシゴシするのでことごとくビリビリです。
夏になり、外の風を中に入れたいと思ってもこれでは、蚊を中に引き入れるようなものです。
お盆も近いことだし、あまりにビリビリでは体裁が悪いので、張り替えることにしました。
インターネットで調べると同じようなペットの悩みを抱えている方がたくさんおられるようで、対策品が出ていました。
その中でも、スグレモノを見つけました。
①猫が爪研ぎをしても破れません。
②ステンレスではないので、カッターで切ることが出来ます。
③猫ちゃんが爪研ぎをしても爪にダメージがありません。
ヤギにどのくらい有効か不明ですが、30m分取り寄せて、いつ破られても直ぐに張り替えられるように対策しました。
2020/8/6
田んぼの脇に住むばあさまが言うには
「晩方になるとイノシシの家族がやってきて、あっち行ったり、こっち行ったりして、お前の田んぼの中にも入って行ったぞ。それから、ガードレールの向こうの田んぼに電線があっぺ。あれに当たったらしくて、泡を食って一目散に山の中に消えて行ったわ。お前の田んぼ大丈夫か?」
そこで、田んぼの周りを見てみるとイノシシが横断したあとがありました。田植え直後にも横断したあとがあり、稲がなぎ倒されていたので、誰のいたずらだろうと訝っていたのですが、今回は目撃者があり、田んぼの水を落としたところだったので、足跡がくっきりと残っていました。
これだけ証拠があれば、イノシシ家族も逃げられまい。電気柵ネットを片付けたところだったのですが、再度セットしました。
えっ!なんでネットをそのままにして置かなかったのかって?
それはね、水を落とすとネットが取れなくなっちゃうからなんです。
イノシシ用に電線を2本とスズメ用に黒い線を1本設置しました。
2020/7/25
2月に生まれたアル君の去勢の様子です。 当初、乳離れをしたら里子に出そうと思っていたのですが、引き取ると約束していた人が「オスは匂いが酷いと聞いたのでいらない」と言い出したので、家族会議の末、「ヤギは集団生活を営む生き物だから、チコちゃん一頭では可愛そうだよ」の意見を尊重し、家で飼うことにしました。
ヤギのオスは、早くて3ヶ月で一人前になると聞いていたので、早いうちに去勢しようと思って、獣医に相談したところ、去勢が早すぎると病気になりやすいと言われ、5ヶ月以上になるまで待つようにとの指示でした。 それで、今日ようやく手術台に乗せられることになりました。 いたずらし放題のアル君は、これで大人しくなってくれるといいなー。
2020/7/24
結局最後の一羽はネットに入ってくれませんでしたので、別途捕獲し、助手席に乗せましたが、なかなかやんちゃな奴で、ダッシュボードの上に乗り、ワイパーを動かし、最後には助手席の足元に落ち着きました。
2020/7/24
HP用に携帯でカモさんのビデオを撮っていたら、突然後ろから近所のばあちゃんの声がしました。 ばあちゃん、興味津々なのはわかるけど、撮影中は静かにしてよ。
2020/7/24
朝晩一日二回カモの生育に合わせて餌を与えてきました。それは、捕獲のときになんの疑いもなく餌の時間になると集まって来るように仕向けているのですが、カモの生育とともに役割分担ができてきて、先頭で走り出すやつとか、最後まで寄ってこずに辺りを注意深く探っているやつとか。
最後の一匹が素直に入ってくれると嬉しいのですが、それを待っていると最初に餌を食べ出したのが、お腹が一杯になって網の外へ泳ぎ出してしまいます。なので、毎年毎年、この時期のカモとの、この駆け引きがとても難しいのです。
2020/7/18
雨が降っています。こんな日は普通鳥は木の葉陰で雨宿りをしていますが、よほど食べ物がないのでしょう。アイガモの田んぼの上を盛んに行き来し、虫を捕獲しています。農薬を使う隣の田んぼには全く行く気配がありません。たまに気まぐれで飛び出す個体がいますが、食べ物(虫)がいないことを察すると直ぐにUターンして戻ってきます。
2020/7/4
カモによる除草の効果です。
この田んぼは、トラストの田んぼではないので、色々遊んでいます。
一昨年(2018)までは、乾田直播をして、それからカモを放していました。
乾田直播というのは、田んぼに水を入れない乾いた状態で種籾を直接播く米作りです。
田んぼに種を播くと、雑草の種と稲の種が同時によーいどんで、発芽を開始します。
そのままで置いたら、雑草のほうが圧倒的に生育が旺盛なので、稲は負けてしまうので、管理機で稲と稲の間を歩き、雑草の芽を削り取っていきます。
そして、ある程度稲が大きく育ったら、水を入れて、カモを放します。
というのが、構想で、その前の年(2017)は結構うまく行ったのですが、一昨年は種を播いてから雨が多く、管理機を入れられませんでした。そうなると結果は見えています。雑草の種が田んぼ一面にばらまかれることになり、乾田直播はあきらめて、田植えをしてから、カモを放す、普通の合鴨農法に戻しました。
どうです。カモの働き具合は?大したものでしょう。これだけ見事に除草してくれたら、カモ様、様々です。
2020/6/13
カモ達は、雨が降って大喜びで田んぼ中を泳ぎまくっていますが、ヤギのチコとアルは、この世で最も憂鬱な顔をして小屋からこちらを覗いています。
雨は降ります
雨は降る
遊びに行きたし
傘はなし
濡れるのもイヤ
でも行きたい
この天気いつまで続くやら
ああ神様
神様パパヤッ
2020/6/12
鹿児島大学の高山先生が、現代農業7月号より「草刈り動物を飼う」を連載開始しました。 そこでも紹介されていますが、田んぼの中にアイガモを放ち、牧柵の外では、ヤギが畦の草を喰む。 なんと微笑ましい光景でしょうか。これはもう、理想郷だと言っても過言ではないかと。
2020/6/4
育雛期間は、家のビニールハウス(グリーンハウス)で過ごしていましたが、田んぼで働くようになってからは、新築のグリーンハウス(緑小屋)に移り住みました。 カモさん達、気に入ってくれたかな。
2020/5/27
例年6月に見るホタルが今年は、5月に出ていました。 温暖化の影響でしょうか、暖かいのでしょうね。
緑色に光っているの、分かりますよね。
2020/5/28
暗闇で光るのは? 電柵器のインジケーターでした。 ホタルだと勘違いしたあなた。そう、あなたですよ。あ・な・た。 車のエンジンかけて、スタートしようとしていたでしょう。 残念でした。
2020/5/29
翌日の晩です。 暗闇に光っているのが見えました。 近くによってみると、 電柵器の漏電箇所でした。 線と線を結束したところが光っていました。 こんな所で漏電するんですね。
2020/5/31
今日は、帰りが遅くなってしまったので、夕御飯は真っ暗です。 「こーい、こい、こい」と声をかけると、カモ達が、田んぼの端まで駆けてきて、餌をほうばります。 カモは、渡り鳥だけあって、ちゃんと暗闇でも見えるのですね。
2020/5/23
茨城アイガモ水田トラストの田植えが終了しました。今年は、コロナの影響で、残念ながら会員を集めての田植えはできませんでしたので、田植機での田植えとなりました。子どもたちの声がしない静かな田植えでした。
ヤギのアルは、濡れるのが嫌で樹の下で雨宿りです。
2020/5/23
トラストの田植えです。田植えの順番は、外周を一周分開けて、次の列から順々に植えて行って、最後に外周を回ります。
この時、畦際の一列だけ植えないように、苗置き台から苗を外します。これは、田植えが終わったあとに電柵を畦際に張るのですが、稲が成長したときに葉が電線に触れて漏電してしまうので、それを防ぐために外周一周分だけ空けて田植えをするのです。
2020/5/22
関東は一週間ずっと太陽が顔を出してくれず、雨模様が続いています。鴨雛の第1グループは、一週間の予備訓練を終えて、いよいよ今日から田んぼデビューなのですが、いかんせん雨の日に外に出すのは可愛そうかなと心配しましたが、皆さん元気に泳ぎ回っております。
とりあえず、一安心です。カラスやタカに取られないように防鳥ネットを張ってあります。夜は、コンパネで作った小屋で寝ます。
これで2~3日様子を見て、ネットから外に出します。
2020/5/18
鴨は、水鳥なので生まれつき泳ぎが上手だと思っていませんか?でも本当は、鴨の雛も泳ぐ訓練をしないと水が恐い水鳥になってしまうのです。大人になって恥をかかないために、小さいときから努力しているのです。
最終的にこの試みは失敗でした。お風呂の中は湿気がこもって、羽が乾かないことに気付いて、直ぐに外へ出しました。
2020/5/16
5日目のカモ雛です。今日は午後から雨。寒い日はこのように団子になります。
さて、この団子の中にカモが何羽いますか?
正解は、40羽
2020/5/12
昨日カモさんがはるばる千葉からやって来ました。長旅お疲れ様。
さっそく、プールに入って一浴びしております。
おや、こちらでは井戸端会議が始まった模様です。
「ねえねえ、聞いた?人間はコロナの影響で、3密は厳禁なんだってよ。」
「あら、そうなの。でもカモは集団行動だから、いつも密々蜜だわよね。」
「近くで話すときは、マスクが必須アイテムだって。」
「カモ用のも作ってくれないかしら。」
2020/5/10
荒代掻きです。
やり方は、外周反時計回りに一周&右から一列おきに&左から残した列を&最後に外周時計回りに3周段々中へ。以上。
反時計回りの時は、畦際から5cm以内。理想は0cmを狙います。
時計回りの時は、畦際から30cm以内を狙います。
この違いは、代掻き機の左側にチェーンケースがあるので、これを壊さないように畦から空けます。チェーンケースに穴をあけると油が流出し、代掻き機が壊れます。そうすると代掻き作業が出来なくなるので、すこし臆病な感じで作業します。
上の写真で、遠くにヤギが二頭写っていたのに気が付きましたか?
左の写真、手前が2月末に生まれたアル君(雄)です。立派な角が生えています。とても悪戯ん坊ですが、まだお母さんのミルクを飲む甘えん坊です。
奥がお母さんのチコちゃん5歳です。(本当は1歳7ヶ月です。)
趣味は夜のお散歩です。
時々ヤギは雄でも雌でもミルクが取れるのか?と聞かれますが、人間と同様にお母さんしかミルクは出せません。
2020/4/29
出芽しました。
いよいよ苗箱を田んぼに広げます。
この作業は、田んぼで重い苗箱の端を持って、一枚一枚並べてゆくので、最も腰に負担が来る作業です。
この時ばかりは「誰か代わって!」と叫びたくなります。
昨年までの苗代と今年の苗代の違いに気が付きましたか?
昨年までは、苗箱の上に、アーチ形の竹串を渡して、ネットを被せていました。⇒以前の写真
今年は、不織布で覆ってみました。これで無事育ってくれれば、作業と管理が少し楽になるのですが。。。
2020/4/25
田宮さんの作業場で使用している精密播種器です。
苗箱を装填すると自動的に一枚ずつベルトコンベヤーに送り出し、床土を入れ、土を平らに均し、ゴミと種を選別しながら種を指定された播種量で播き、土を被せ、水を灌水し、苗箱に付いた土を払い落とし、管理人の手元に届ける。この一連の流れを自動でやってくれるのです。
次から次へと送られてくる苗箱をパレットに並べてゆきます。ちょっとでも油断して苗箱を持ち上げるタイミングが遅れると、ベルトコンベヤーの端にあるセンサーに苗箱が触れ機械が停止するので、流れを止めないようにするために緊張しきりです。
腰が痛くても休むことはできません。
モダンタイムスの映画の一コマを思い出します。
種播きが終わった苗箱をハウスに運び込みます。
ここで芽が出てくるのを待ちます。
2020.4.24
明日は、いよいよ種まきです。
先月の3/22に温湯消毒した後、冷水に浸けて吸水させて置いた種籾に、加温をして発芽のスイッチをいれてあげます。
設定温度は29℃。明朝綺麗に芽が出揃っていますように。
2020.4.20
小麦が出穂しました。
いよいよスズメ、イノシシ、ヤギなどの鳥や草食動物が狙って来ます。
2020.4.19
先日定植したネギが荒らされていました。
これは、まぎれもなくオッコトヌシの仕業に違いありません。
このままでは、隣のじゃが芋と麦も時間の問題です。
早急に対策を打たねば鳴らぬ!
まずは草刈り隊の要請をしました。
ものの30分ほどで、覆いかぶさる草を退治してくれました。
攻殻機動隊出動!!
地雷配置しました。
波動砲発射準備。エネルギー充填120%
これで地球は救われる。
2020.4.11
種播きの準備の始まりです。
昨年の手垢を落としました。
洗い終わった苗箱をハウスに運び、乾燥です。
この後、事件?事故が起こりました。
突然のガラガラと言う音に驚いて、ハウスに行ってみました。
するとわが家の鶏の王として君臨していた「手羽先」が、乾かしていた苗箱に飛び乗ろうとして、崩れた苗箱の下敷きになっていました。
直ぐ救出しましたが、数分で息を引き取りました。
その時パッと頭に閃いたのは、「早く放血せねば」でした。
その後は、お湯を沸かして、羽をむしって、美味しく頂きました。
いいね!して下さった皆様へ、本当に有難うございます。
健全な食卓は、健全な未来を創る。
健全な社会のために、健全な食材と楽しい情報をお届けします。