2014.5.23
茨城アイガモ水田トラストの田んぼでいつもの様にネット張りをしていると、2m下の水路に黒白の大型と中型の中間くらいの犬がフラフラさ迷っていました。
体中びしょ濡れで、ガタガタ震えています。
低体温症で参っている様子で、このままでは危険な状態でした。
そこで、水路に梯子を下し、犬を上げようとしたのですが、腰が抜けて、お尻を押してあげても自分で梯子を上がることができません。
まさか噛みつきはしないだろうなとビクビクしながら、その犬を抱え上げたのですが、犬にはそんな気力も残っていないようでした。
なんとか水路から引き上げて、田んぼの畦に移すことに成功しましたが、今度は方向が分からないようで、田んぼにフラフラと入って行き、田んぼの真ん中で、泥に足を取られてペタリと座り込んでしまいました。
しかたがないので、田んぼにドボドボと入り、犬を抱え上げようとしたのですが、今度は泥に潜っている分さっきよりも引き上げるのに苦労しました。
ようやくの思いで、田んぼから引き上げ、軽トラの荷台に乗せました。
次に、大急ぎで家に回れ右をし、カモさんが田んぼで動けなくなっているときと同じように、バスルームまで運び込み、お湯で体温を回復し、ドライヤーで充分体を乾かし、点滴代わりのポカリスエットを飲ませて犬命(懸命)救助しました。
バスルームは泥だらけだし、ドライヤーで濡れた体を乾かしたので、抜け毛が風で飛び大変な騒ぎでした。
おばあちゃん犬なので、捨てられちゃったのかなあ。
飼い主が早く現れることを祈っています。
2014.5.20
忙しくて、ブログの更新が出来ていません。
ごめんなさい。
合鴨ちゃんたちの田んぼデビューは、
Nさんちは、合鴨さん到着から一番最初の天気の良い日をねらって放飼しました。
たぶん5月8日だったです。
その次がTさんち、この前の田植えの日に田んぼで泳いでいたから、5月16日じゃないかな。
一番出遅れたのが管理人のところで、昨日5月19日にようやく出動簿にハンコが押されました。
後はよろしく頼んだよ。
2014.5.17
茨城アイガモ水田トラストの田植えが行われました。
5/11~5/16までブログの更新が無かったのは、管理人がサボっていたのではありません。
管理人が死ぬほど忙しい時は、ブログは自動的にお休みモードに入ります。
そのようにご了承ください。
かしこ
2014.5.10
「笑鴨(わらいかも)」発表の時以来の奇跡のコラボです。
今回の「笑鴨来福(笑う鴨には福来る)」は、FIFAバージョンです。
日本チャチャチャ!!
是非頑張って来て欲しいものです。
ところで、昨日のカモ共ですが、出勤前に鶏小屋の扉を開けると、120cm下に広がる田んぼにジャンプします。
一日中クロールや平泳ぎを満喫した彼らは、夕方になると田んぼから庭に通じる階段をエッチラオッチラ上がってきて、庭をぐるりと回り、鶏小屋の前で待っているのです。
なんてお利口さんなカモ達なんだと感心しきりなのは、親の欲目でしょうか(笑鴨)。
2014.5.9
今日は、3時ごろ雹が降りました。
職場の窓ガラスをビシバシと雹がたたきつける音が激しく聞こえ、アッという間に一面が真っ白に変わりました。
その後、空気がとても冷たく重たく感じられました。
合鴨ちゃんのヒナ達はどうしただろうかと、居ても立っても居られない思いで、職場から車を飛ばして帰ってきました。
全員コタツの下に避難して無事でした。
今朝、田んぼに放しておいた鴨之助と鴨衛門の二羽は、鶏小屋の前で「早く俺たちも中に入れてくれよ」と言いたそうな様子で管理人の帰りを待っていました。
2014.5.8
昨日、電気牧柵器が12Vで動くことを記しましたが、以前は専用の12V電池を九州から取り寄せていました。
考えてみたら、1.5Vの電池が8つで12Vですよね。
そこで、電気屋さんに行って電池が8つ入るホルダーを探しましたが、見つかりませんでした。
ふと懐中電灯コーナーを見ると、電池8つ買うよりも電池4つ付きの懐中電灯を2つ買う方が安いじゃあーりませんか。
ここはもちろんゲットです。
懐中電灯2つを電気牧柵器の本体に入れようとしましたが、懐中電灯が長すぎて収まらなかったので、電球の部分と取っ手の部分をノコギリで切り落としました。
懐中電灯は、電池のプラスの部分を電球のフタのネジで押さえて留めるタイプだったのですが、フタの部分を切ってしまったせいで、電池を押さえられなくなってしまいました。
そこで、木ネジ3ヶで緑のパーツをロックしました。
最後にオートBックスで買った配線コードで直列に繋いで12Vにしました。
地味に楽しんでいるのが伝わりますか?(笑鴨)
2014.5.7
この赤い箱は、電気牧柵器です。
12Vの電流を10,000Vに増幅し、1秒毎にパルス信号を出す機械です。
この電気牧柵器のお陰で、カモさんを犬・猫・イタチ・タヌキ等の外敵から守ることが出来ます。
同時に、合鴨さんたちが田んぼから逃亡するのを防ぎます。
でも安心して下さい。
いくら君の瞳のような高電圧を発したとしても、それに触れたからと言って、漫画の様に黒焦げになることはありません。
ちょっと、脳天の先からケツの穴までビクッとする程度です。
けれども、このビクッが非常に高い効果を示すのです。
一度このビクッを経験すると、再びネットに近づこうという意欲が薄れます。
それで十分です。(笑鴨)
2014.5.6
今日も一日お日様は顔を覗かせてはくれませんでしたが、合鴨のヒナたちは元気にエサをついばんだり、プールの中を泳ぎ回ったり、飛んでる虫を捕まえたり、コタツの下で押しくらまんじゅうしたりと大騒ぎでした。
中には水浴びに夢中になるあまり、体温が奪われているのに気が付かずに、最後には動けなくなってしまうコガモもいます。
以前はそんなコガモを見つけては、家に持ち帰り、コタツに入れたり、お風呂で温めたりしたものでした。
現在は、夜間のプールは禁止で、プールの上に網を被せてしまいます。
これなら体が濡れずに水を飲めるので、コガモたちはストレスを感ずることなく、すくすく育ちます。
管理人もお陰様で、ゆっくり眠れるようになりました(笑鴨)。
2014.5.5
子供の日。
管理人にとっての少年時代の子供の日は、親の手伝いをする日でした。
我家の親は子供に向かってこう言いました。
「子供は一年中親の世話になっているのだから、一年に一日くらい親の手伝いをする日があってもいいんだよ。」
このように教育された管理人は、五月の連休は政府が兼業農家に働きやすいように定めた祝日だと素直に受け取り、どこに出かけることもなく、農作業に精出してきました。
今になって考えると、こうして忙しく働けることは幸せなことだなあと思います。
合鴨のヒナたちは、泳ぎ疲れるとコタツの下にもぐり、体を寄せ合って暖を取っています。
本日はお日様が雲の後ろに隠れてしまって、気温が上がらないので、コガモたちのコタツ時間が長めでした。
2014.5.4
昨日、到着したばかりの合鴨のヒナをいきなりプールに入れたことは、報告した通りです。
そんなことをしても大丈夫なのかと心配になった御仁もいらっしゃるようなので、説明しましょう。
合鴨は水鳥です。
なので、大丈夫です。
これじゃあ駄目だよね。
ではもう一度。
合鴨のお尻には、油脂線と呼ばれる油を分泌するところがあります。
これは水鳥特有のもので、水鳥はその油をくちばしに付けて毛づくろいをします。
そうやって体に油を擦り付けるので、水をはじいて、水に浮くことが出来るのです。
ならば、水浴びをしないで育ったコガモちゃんはどうなるかと言うと、
毛づくろいを覚えないで大きくなるので、田んぼに入れた時に水が体に染み込んで、
あるものは水に浮くことが出来ずに溺れてしまいます。
またあるものは、体の毛が水をはじかないので、水に体温を取られて、寒さで凍え死んでしまいます。
なので出来るだけ早いうちに水泳教室に通わせて、毛づくろいを覚えさせる必要があるのです。
これも最初の内は、良く判らなかったので、陸飼いしてヒナを弱く育てていました。
2014.5.3
ついに合鴨のヒナさんが我が家に到着です。
今日から我家の田んぼで伸び伸びと育つんだよ。
前回は、小屋の外からだったので、今回は中の説明です。
日中は、プールで泳ぎ放題です。
夜間は、嘴(くちばし)が入る網の蓋をして、水を飲めるようにします。
それと、温度センサーに繋がった、コタツで寒い夜は暖を取れるようにします。
エサは、3日目までは食べ放題。4日目からはコントロールします。
骨になるカルシウム、筋肉を作るタンパク質、エネルギーになる炭水化物、それから草の葉をバランスよく与えます。
今日合鴨のヒナを取りに行った所は、千葉県の椎名孵化場です。
椎名のトラックに貼ってあったステッカーに目が行ったので、撮ってきました。
いいね!して下さった皆様へ、本当に有難うございます。
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